新生なでしこジャパンが、世界女王の米国に3-3で引き分けた。

 新時代の到来を印象付けるには十分だった。FW岩渕真奈(22=Bミュンヘン)が先制点を奪った。

 前半14分。MF阪口からペナルティーエリア外右45度の位置でボールを受けると、素早くターン。小刻みなフェイントをはさむと、シュートコースが開けた。左足から放たれたシュートは相手DFの隙間をすり抜け、ゴール左隅へ吸い込まれた。利き足でない左で、完璧なコースにコントロールした。

 岩渕は「前に前にという気持ちを持って臨んだ。1本目のシュートでラッキーでしたけど、決められてよかった」と振り返った。高倉麻子監督(48)の初陣で、リオデジャネイロ五輪前で本気モードの世界女王に健闘。3-3で引き分けた。岩渕は「本当は勝ちたかったですけど、3-3をポジティブにとらえて、次に向かって頑張りたい。3点取れたことをポジティブにとられて、3失点したことをあらためて見直して、もっともっと強くなれるように、全員で高め合っていきたい」と話した。