日本の決勝トーナメント進出は容易ではない。そう強く認識するべきだろう。
H組で同居したのは世界屈指の点取り屋レバンドフスキを擁するポーランドと、前回大会で完敗したコロンビア。予選無敗のセネガルも手ごわい。優勝候補と言えるチームが入る最悪の組分けは避けられたが、簡単な相手もいない。
ハリルホジッチ監督は抽選前から厳しい見通しを崩していない。同じ組のチームから見れば、最下層の第4グループの日本は是が非でも勝ち点3が欲しい相手。挑戦者の立場を忘れてはならない。
理論上は勝ち点2や3でも1次リーグ突破の可能性はあるが、過去4大会で決勝トーナメントに進んだチームの最低ラインは勝ち点4。1勝1分けは必要になる。監督は「少なくとも2試合で好結果を出さなければならない」と話し、ノルマの遂行には困難を伴うと覚悟している。
過去の日本は、第1戦で勝ち点を逃した3大会では例外なく、1次リーグで去った。本番まで6カ月余り。まずは何より重要な初戦への対策や戦術を練り上げ、最高の状態でその時を迎えられるかが問われる。

