サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太新監督(50)が1日、オンラインで記者会見を行った。

高倉麻子前監督の路線を継続するといい、「直近のW杯や五輪では上位に食い込めなかったけど、脅威になる攻撃や守備ができたところもあった。できている部分の強度とトライする回数を上げて、細部を詰めて、自信をもって勇敢に、ダイナミックに戦うチームをつくりたい」と所信を述べた。

今井純子女子委員長によると、東京五輪での敗戦を受けて、女子委員会内では「0ベースでやり直さないといけないのか、今まで続けてきたことをさらに極めていくべきか」との議論が起こったという。結果として「目指す方向性自体は間違いない、今までの継続性を大事にしたい」と決まったが、その上で「日本の強みである技術や連動性をもっと徹底して高めて、圧倒的な武器にする必要がある。池田さんは連動性、細部を詰めるところ、チームビルディングが非常にたけており、ダイナミックなサッカーを目指して、日本の良さを違う方法で引き出すことができるのではないか」との思いから、新監督への推薦が決まったという。

池田新監督は青学大卒業後、93年から96年まで選手として浦和でプレーし、97年から16年までは浦和と福岡で指導にあたった。17年からはJFAで年代別女子日本代表監督を務め、18年にはU-20女子W杯で優勝を果たすなど、残してきた功績も大きい。

選手選考を行う上で重視するのは、チームにプラスアルファの影響を与えられる選手かどうか。池田新監督は「全力でプレーできる選手というのは、根本だけど大切にしていきたい。プラス、仲間にいい影響を与えられる選手。その選手がいることで、よりよい相乗効果が生まれるような、化学反応を起こせることも、大事なポイントになると思う」と話した。

任期は24年パリ五輪終了までの約3年間。池田ジャパンは10月18日からの強化合宿で始動する予定で、11月には海外での国際親善試合を実施予定。12月にも活動を行い、1月の女子アジア杯(インド)に向かう。