【コロンバス(米オハイオ州)9日(日本時間10日)=佐藤成】日本代表(FIFAランキング17位)が米国代表(同15位)に0-2で完敗した。
日本はチャンスを作りながらも前半30分と後半20分に失点。26年にFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会が行われるアウェーの地でゴールを奪うことはできず、6日(同7日)のメキシコ戦に続き無得点で米国遠征を終えた。
若手ボランチコンビは、定位置確保へのアピールで物足りなさを残した。
今回は22年W杯カタール大会から中盤で主軸のMF守田英正(30=スポルティング)とMF田中碧(27=リーズ)が負傷して選外。米国戦で、ブンデスリーガで売り出し中のMF佐野海舟(24=マインツ)とMF藤田譲瑠チマ(23=ザンクトパウリ)がそろってボランチで先発した。
しかし相手の中盤に主導権を握られ、攻守で躍動できなかった。
藤田は「守備の面では相手のボランチが下がって自分たちがついていかないといけなくなったスペースをうまく使われた。そこから展開されたのは前半から苦しかった。攻撃の部分では、(相手が)アグレッシブに来る中で自分のところでボールを受けられなかったのでそこら辺も難しかったと感じます」と課題を口にした。
現代表は東京オリンピック(五輪)世代が中心となる中で、チーム力の向上には若手の突き上げは不可欠。「チャンスもらった以上何か残したかったけどそれをすることができず悔しい」と唇をかんだ。
メキシコ戦に続いて出番を得た佐野海もクラブのようなパフォーマンスは披露できなかった。「奪った後にもうすこし前の選択を増やさないといけないし、もう少し勇気を持ったプレーが必要だった」と反省。藤田との関係について問われると「二列目からの飛び出しで自分の所でいけたところもあったし、セカンドボールが拾えれば違った展開になったかなと思います」。
アジア以外の強敵と初めて対戦し「次につなげないといけない。自分のできることをやらないといけないし、自分の課題をチームに帰ってやり続けないといけない」とレベルアップを誓った。

