高知・春野総合運動公園で1次キャンプ中の新潟は30日、午前、午後の2部練習を行った。午後は一部分の練習内容が非公開。今日31日の高知大との練習試合に備えた。

 高知大戦に意欲を見せているのが左サイドバックのコルテース(28)だ。午前練習の終了間際には、吉田達磨監督(41)が蹴るボールに対して繰り返しポジションを取りながら調整した。

 「監督が代わり、サッカーも変わった。GKから攻撃が始まることもある。ポジショニングがとても大事になる」。練習場では吉田監督と話し込む場面も見られたが、「迷いをなくすためにも、いい話し合いができた」と話す。

 DF前野貴徳(27)がウイルス性の発熱で出遅れ、26日に合流した。まだ別メニューが続くため、左サイドバックは手薄な状況だ。元ブラジル代表のコルテースの役割は大きい。

 「昨年は開幕直後のつまずきが響いた。今年はそうならないよう、いい準備をしたい」。新潟で迎える2年目のコルテースに注目だ。