磐田は、年間首位の川崎Fから貴重な勝ち点1を手にした。

 後半8分、MF川辺駿(20)のグラウンダーのパスをFWジェイ(34)が左足で冷静に決めて先制した。同19分に追いつかれた後も、MF太田吉彰(33)のミドルシュートがクロスバーをたたくなど惜しいシーンがあり、攻め続ける姿勢を見せた。

 2試合ぶりの先発で、今季8得点目を挙げたジェイは「ホームで勝ちたかったけど、首位のチームから勝ち点1を取ることは大切。この引き分けはポジティブ。どんなチームと対戦しても果敢に戦えば、いい結果が出る」と話した。名波浩監督(43)は、ジェイについて「コンディションが非常によく、チームのために働いてくれた」と評価していた。