大宮の渋谷洋樹監督(49)が21日、23日のホーム新潟戦でのリベンジを誓った。

 17日のアウェー浦和とのさいたまダービーを2-2で引き分け、「リーグでトップ争いをするチームと引き分けたことは評価しないといけないし、成長したのかな」と振り返った。シュートも第1ステージ(S)で浦和と対戦した際わずか2本しか打てなかったものが、13本と大幅に増えた。G大阪とも第1Sで敗戦したが第2Sでは引き分けと確実に力を付けてきた。だからこそ次戦への意気込みは強い。

 「相手は4連敗しているからここで勝たなきゃというパワーでくる。アグレッシブにやることができるチーム。レッズと引き分けたからいけるというのでは圧倒されてしまう」と新潟を警戒した。

 新潟には6月にアウェーで対戦した際に前半4分に失点し、0-1で敗戦。相手FWラファエル・シルバの存在も警戒し、「守備のところで主導権を握って、攻撃もシュートを打ちきって、最後は勝ちきって終わりたい。次は勝利することが絶対条件」と意気込む。

 現在年間勝ち点32で7位につける。14年にJ2へ降格した時の勝ち点35へあと3差と第2Sの序盤で迫った。FW家長やDF奥井など主力選手の負傷も相次ぐが、負けないサッカーで好調を維持している。新潟にホームでリベンジし、まずは最低ラインを越えていく。