北海道コンサドーレ札幌は8日、札幌ドーム屋外のホヴァリングステージで、17日鹿島戦(カシマ)へ向けて全体練習を再開した。11対11のミニゲームやボール回しで汗を流した。

 4日神戸戦(札幌ドーム)後は3日間休養。リーグ戦は14節を終えて残留圏内ぎりぎりの15位をキープも、4連敗中で流れは良くない。四方田監督は「コンディションを整え、上げていく期間にしたい」。週2試合の過密日程で満足に紅白戦を行えていないことから、全選手参加予定の練習試合を組み込む予定。次節までの10日ほどを、連敗脱出への“強化週間”とする。

 リーグ戦再開後も、昨季年間王者の鹿島、現在首位の柏と、強豪相手のアウェー戦が続く。全体練習後にはFW都倉が居残りでシュート練習を敢行。指揮官は「もう『手応え』と言う時期ではない。どう勝ち点につないでいくかが大事になる」と、気を引き締めた。