ジュビロ磐田MF川辺駿(22)が、残り2試合で、あと「1」に迫った目標達成を狙う。今季の開幕前、シーズンの目標を「得点+アシスト=10」に設定した。32節を終えた現在、4得点5アシスト。23日、磐田大久保グラウンドで行われた次節アウェー・サガン鳥栖戦(26日午後1時、ベアスタ)への調整後、言葉に力を込めた。「自分がゴールに絡めるかどうかで、チームの結果も変わることを感じるようになりました。結果にフォーカスしてやりたいと思います」

 0-1で敗れた前節アウェー柏レイソル戦では、持ち前の攻撃参加は少なく、中盤で競り負ける場面も目立った。「ボールを奪えた場面もほぼなかった。やっぱり、目の前の相手には負けたくない。残り2試合。今年、ここまで積み重ねてきたことをちゃんと出し切りたい」

 悔しさをぶつけ、最高の締めくくりを目指す。【前田和哉】