横浜F・マリノスに加入したばかりの17歳MF久保が初アシストを挙げるなど新天地で早くも存在感をみせた。1点を追う40分、久保が蹴った右CKのこぼれ球を拾い「2人ぐらいゴール前に動くのが見えた」と、ふんわりとしたクロスボールをニアサイドに送った。これに同じく今夏新加入のDF畠中がダイレクトで右足を合わせ“新加入コンビ”で同点に追いついた。

 後半12分にはカウンターから仲川へ鋭いスルーパスを通し、相手DFのイエローカードを誘発。前半は味方とのパス交換でミスが出るなどまだ連係面に課題も見えたが、試合の中で修正し「後半は自分たちのプレーができていた」と手応えも口にした。敗北には悔しさもにじませ「これからもマリノスの一員として少しでも多く勝てるように頑張りたい」と表情を引き締めた。