柏レイソルDF高木利弥(25)が、父琢也監督(50)率いるV・ファーレン長崎を迎え撃つホーム戦の先発に名を連ねた。

高木は今季、J2モンテディオ山形からジェフユナイテッド千葉に移籍し、リーグ戦14試合に出場し2得点と主力として活躍。7月4日に柏に完全移籍した。一方、琢也監督は17年に長崎をJ1に導き、父子対決がこの日、実現した。

高木父子対決は、高木が山形に在籍した16、17年にリーグ戦、天皇杯合わせて5回あるが、高木が出場、もしくはベンチ入りした試合は2勝1分け1敗と息子に分が良い。

高木は柏に移籍後、7戦に出場し、うち6戦に先発しているが、チームは加入後2勝5敗で現在、ホーム5連敗中で13位と泥沼に陥っている。一方、琢也監督率いる長崎も3連敗、4戦未勝利で最下位と低迷している。J1初の高木父子対決で琢也監督が星を5部に戻せるか、注目だ。