J2アルビレックス新潟は今季初の3連敗を喫した。FC琉球に1-2で敗れた。3試合連続の複数失点で、順位は13位から暫定で14位に降下した。

つかみかけた勝利が逃げていった。新潟は前半11分、琉球のMF富所悠(29)にフリーキックを直接決められたが、後半38分に途中出場のFWレオナルド(21)の今季5得点目で追いついた。だが、後半41分に決勝点を許した。新潟はここまでの4勝はすべて先制してのもの。逆転勝ちはない。この日も勝ち越すことはできなかった。

FW矢野貴章(35)が8試合ぶり、左サイドバックのDF渡辺泰基(20)が6試合ぶりのスタメン。前節愛媛戦は警告の累積で出場停止だったMF高木善朗(26)がスタメンに復帰と、前節からメンバーを代えて臨んだ。前半から矢野がゴール前に迫るなど、形はつくった。後半はレオナルド、FWフランシス(29)、MF本間至恩(18)を投入したが、体を張る琉球の守備から決勝点を奪えなかった。