J1磐田名波浩監督が辞任を発表、最下位低迷の責任

J1ジュビロ磐田の名波浩監督(46)が30日、ホーム川崎F戦を終えた後の会見で辞任を発表した。

磐田は前節を終えてリーグ17位と低迷。この日も1-3で敗れて最下位に転落し、その責任を取る形になった。14年9月に当時J2だった磐田の監督に就任し、16年にJ1に復帰。カリスマ性を持ってチームを指揮してきたが、6シーズン目で監督を退くことになった。

会見では、「今日のゲームで勝とうが負けようが、ここで辞任することを決めていました。成績が上がらず、チームとしてもサポーター、クラブとしても苦しかった時期に選手たちに気持ち良くサッカーをさせられていなかった。けじめを自分自身がつけなければいけないと思いました。「勝とうが負けようが、この試合で辞任することを決めていました」などと語った。会見前には、大ブーイングの中、サポーターにも自ら歩みよって決断を伝えた。

磐田は25日、公式サイトを更新。「ジュビロ磐田を応援してくださるすべての皆様へ」と題した声明を掲載し、「第16節終了時点で、3勝5分8敗、勝点14の17位という順位となっており、応援いただいている皆様方に悔しく不安な想いをさせてしまい、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございません」と現状を謝罪していた。その上で「クラブとしても現状からの脱却を図るため、一丸となって、あらゆる手段を講じチームを支え、戦力強化を行なってまいります」と呼びかけていた。

 磐田は昨季16位に終わり、J1参入プレーオフで東京Vに勝利してJ1に残留。就任6年目を迎えた名波監督のもと19年シーズンをスタートさせていた。

 

◆名波浩(ななみ・ひろし)1972年(昭47)11月28日、静岡県藤枝市生まれ。清水商(現清水桜が丘)、順大を経て95年に磐田加入。プロ1年目から主力として活躍。99年6月にセリエAのベネチアに移籍し、00年に磐田復帰。C大阪、東京Vを経て08年に磐田に再度復帰し同年引退。14年9月に当時J2だった磐田の監督に就任した。磐田の選手時代にベストイレブンを4度受賞し、3度の年間優勝に貢献。J1通算314試合34得点。日本代表でも活躍し、国際Aマッチ通算67試合9得点。

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  • 磐田対川崎F スタンドのサポーターと話を終えた磐田名波監督(撮影・中島郁夫)