Jリーグ、ヴィッセル神戸は18日、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(34)の退団を発表した。17年7月から2年半在籍し、今月末で契約期間が満了。推定年俸6億円から減俸して契約を延長する可能性もわずかに残されていたが、両者の話し合いで退団となった。

ドイツ代表としてW杯は06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会(優勝)に出場。左利きのアタッカーとして神戸でも初タイトル獲得となった今年元日の天皇杯でも先発していた。今後の移籍先は母国ドイツやトルコ、マレーシアのクラブなどが候補として挙がっていた。クラブを通して本人の主な談話は次の通り。

「神戸に来た最初の日からタイトルをともに取った国立での最後の日まで、神戸サポーターといつも最高の関係を築くことができました。サポーターのみなさまの気持ちは常に伝わっていましたし、一生忘れません。直接お別れのあいさつができなくて申し訳ないです。いつか皆さまの前に立ってしっかりと挨拶(あいさつ)させてください。そして三木谷会長と神戸のスタッフ、選手にも感謝しています。日本という素晴らしい国に来ることも出来て、日本の文化に触れる事ができました。神戸でJリーグを経験させてもらい、ありがたく思っています」