鹿島アントラーズは23日、鹿嶋市近郊で新体制発表会見を行った。

無冠に終わった昨季からは、大幅に選手が入れ替わった。期限付き移籍を含めて12人の選手がチームを去り、新卒を含めて11人の選手が新たに加わった。

新加入選手のコメントは以下の通り。

・DF奈良竜樹(26=川崎フロンターレ) センターバックとして目の前の相手に仕事をさせないこと、声や姿勢でチームをまとめて引き締めていくことは、責任をもってやりたい。

・DF杉岡大暉(21=湘南ベルマーレ) サイドバックなので攻守にハードワークして、チームに活力を与えたり、なくてはならない存在になれるよう頑張りたい。

・MF和泉竜司(26=名古屋グランパス) チームの勝利のために、攻守においてハードワークすることもそうだし、自分の特徴であるドリブル、シュート、パス、全てを使って得点に多く関わりたい。

・DF広瀬陸斗(23=横浜F・マリノス) 自分には特徴という特徴はないと思っているが、基礎である戦うところをピッチ内で表現したい。

・DF永戸勝也(24=ベガルタ仙台) 決してうまい選手ではないので、泥臭く体を張るところをプレーの基本にしている。去年10アシストをしたのは全部左足。そういうところで勝利に貢献できたら。

・FWエヴェラウド(28=ケレタロ) 特徴はパワーと瞬発力と決定力。ゴールを求められていると思うので、チームをゴールで助けたい。

・MFファン・アラーノ(23=インテルナシオナル) 特徴は機動力で、ラストパスが武器。FWの手助けになるようなパスを出したい。ゴール前に行くのが好きなので、得点でも貢献できれば。

・GK山田大樹(18=鹿島アントラーズユース) 今まではアカデミーという守られた立場でプレーや生活をしてきたけど、これからは1人の社会人として、自覚と責任をもってピッチ内外で過ごしていきたい。特徴はカウンターのキックやスローインで攻撃の起点になること。練習の中で磨きながら、試合で出せるようにしていきたい。

・MF荒木遼太郎(17=東福岡) 鹿島で何回か練習をして、プレースピードや戦う部分で鹿島のすごさを感じた。戦うところをやっていかないと試合に出られないと思う。持ち味はキックを生かしたプレーなので、出していきたい。

・MF松村優太(18=静岡学園) 何回か練習をやってみて、まだまだ自分に足りないところばかりだと感じている。日々吸収して、学んで、少しでも早く試合に出場できるように、貪欲に頑張っていきたい。ストロングポイントであるスピードに乗ったドリブルで、シュートやアシストなど、ゴールに直結するプレーをしていきたい。

・FW染野唯月(18=尚志) FWは層が厚い印象。その中でスタメンを取って試合に出るというのを目指して頑張りながら、今年1年間やっていければ。持ち味であるシュートやパスを見てほしい。