J1ベガルタ仙台は28日、新型コロナウイルス感染拡大によるJリーグ公式戦の3月15日までの開催延期決定後、2日間のオフを挟み、仙台市内で練習を再開した。クラブによるとサポーターの練習見学とメディアの練習取材を中止する完全非公開の中、対人メニューやミニゲームを行ったという。

木山隆之監督(48)はクラブを通じ「本日よりJリーグ再開に向け、トレーニングをスタートしました。新型コロナウイルスの早い収束を心から願っています。チームのさらなる強化に努め、ポジティブな期間としてとらえたいと考えています。ストロングポイントの向上、課題の修正はもちろん、特に攻守の連係を高めたいと思っています。体調を崩した選手もいなかったので心配はありません。雪が降っていましたが活気ある雰囲気の中、トレーニング内容も順調に消化できたと思います」。

再開後最初の公式戦は同18日のアウェー浦和戦が予定されている。「Jリーグ再開後にはみなさまの心に火をつけるような熱いパフォーマンスを披露し、ひとつでも多くの勝利をお届けできるよう、選手たちとともに一丸となってチームをより成熟させていきます。またスタジアムでお会いできるのを楽しみにしています」などとコメントした。