北海道コンサドーレ札幌DF浜大耀(21)は新たな挑戦でリーグ再開の日を待つ。10日、宮の沢での練習に参加し、小雨が降る中で約1時間汗を流した。

入団した17年から3年間過ごした寮を出て、4月から1人暮らしを始めた。「自分で何でもやらないといけない。チームメートもいる寮だと甘えも出る」と、プロ4年目で精神的にも自立を図る。

リーグ中断中は筋トレを果敢に行い、当たり負けない肉体に仕上げていく。ピッチ外では体作りの基礎となる朝食づくりに挑戦。ご飯とタンパク質の取れる卵料理に果物や牛乳、納豆などを加え、バランスの良いメニューを心掛ける。182センチの高さを生かした1対1の強さが武器も、昨季までの3年間で公式戦出場はルヴァン杯と天皇杯での8試合。浜は「まずは試合に絡むこと。それはプロ入りから今日までずっと思っている」。生活の変化も、成長へのきっかけにする。【浅水友輝】