今夏の全国高校総体が史上初めて中止となり、その決定から一夜明けた27日、高校サッカーの名門・神戸弘陵の谷純一監督(46)は、OBから励ましのメッセージが届いたことを明かした。
Jリーグの柏レイソルMF江坂任(27)やセレッソ大阪DF田平起也(18)らOBからはメッセージ動画などが届き、それを部員に配信する予定だという。
神戸弘陵は昨年度の全国高校選手権でベスト16に入った。メンバーの約半数が1、2年生だったため、本年度にあたる2月の兵庫県新人戦で優勝を飾り、今回の総体予選も優勝候補の筆頭で2年ぶりの全国を目指していた。
谷監督は「(今年の選手権予選を含めて)県内3冠を目標にしており、新人戦で好スタートが切れていた。何とか総体も開催できればと思っていたが、今は健康と命が大切。(落ち込んだ)部員の気持ちをフォローしていきたい」と話した。その中でOBの気遣いは、指導者にとってもありがたいものになる。
部員には毎週土曜日、自宅で可能な練習メニュー動画を配信し、最低限の体調管理に努めている。監督、コーチらは時差出勤などで日々、学校に出向いて配信内容の相談を行っているという。総体が中止となり、早くも冬の高校選手権を目指した長い戦いが始まる。【横田和幸】



