新型コロナウイルス感染拡大で、2月下旬から中断していたJリーグが4日、4カ月ぶりに戻ってきた。

6月27日のJ2再開、J3開幕に続き、J1も無観客試合で再開された。

無観客開催で、まだ会場には行けないが、待ち続けていたサポーターたちの喜び、盛り上がりを観戦しながらつぶやく、ツイッター上で話題になっているワードから探ってみる。

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▼「スタメン」 ガンバ大阪-セレッソ大阪(パナスタ)などが開始された午後6時過ぎには「スタメン」が堂々トレンド入り。各クラブがツイッターの公式アカウントでも、11人を発表。推しチームの11人を見て、お気に入り選手の起用で、ワクワク感満載のつぶやきが多い。

▼「DAZN」 続いて、全試合を生配信するダゾーンへの期待からか、このアルファベット4文字が-。過去には視聴者殺到でダウンしてしまった負の歴史もある…。スタジアムで観戦するサポーターは、そのままDAZNに殺到することが見込まれるだけに、ウィズコロナの新様式でも、無事にJリーグを手元まで届けてくれるよう、寄せられたDAZNへの期待も半端ないようだ。

▼「ベンチ外」 スタメンとは逆に、ベンチ外にも注目が集まる。横浜FCのFWカズ(三浦知良)のベンチ外に加え、他に、各チームで主力級のベンチ外が多く、驚きの声も。これも、ウィズコロナの新様式が要因だろうか。非公開練習が普通になり、報道もクラブ指定選手のみといった形で、中断期間の活動が“ベールに包まれた”ようになっていたことも関係しているのだろうか。

▼「オフサイド」 午後7時開始、注目の川崎フロンターレ-鹿島アントラーズ戦(等々力)で川崎Fが瞬く間に先制したが、この得点が「オフサイド」だったのではないかと話題沸騰。今季J1で本格導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は、審判員の確保や作業場の「3密」回避が困難との懸念から中止になっており、これが影響した!?