昨季はJ1リーグでクラブ史上最高の3位に入ったヴィッセル神戸が5日、1月30日から神戸市内で実施していた2次キャンプを打ち上げた。クラブの公式ツイッターにはFW武藤嘉紀(29)ら選手が、笑顔で最終日を迎えた写真が掲載された。

合宿打ち上げの前日4日、就任3年目の三浦淳寛監督(47)がオンラインで取材に応じた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1月の沖縄キャンプが中止に。和歌山で1次合宿を行い、神戸市内で2次キャンプ開催となった。主な一問一答は次の通り。

 

-今の状況は

三浦監督 フィジカルと戦術の落とし込みは、両方とも順調にいっている。大きなけがもなく、開幕に向けてしっかりと準備していきたい段階。

-開幕メンバーは

三浦監督 開幕へ、いい状態の選手をしっかり使っていきたい。だから現時点ではどのメンバーでいくかは正直、決まっていない。

-神戸キャンプではあえてホテルに宿泊した

三浦監督 ミーティングをたくさんしてと考えていたが(コロナの影響で)まったくできない状況。ただストレッチ、体のケアなど(ホテルでも)自分でやることは当然ある。自宅に帰って家族と過ごすという思いもあるが、宿泊しながら練習場に行く。練習にもすごくいい状態で取り組めている。

-選手には複数のポジションを要求している

三浦監督 2月19日のJ1開幕から8連戦、その間にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)もある。今季は総力戦。8連戦同じメンバーは絶対に無理で、けがにつながってくる。

-新加入選手は

三浦監督 槙野はリーダーシップ、統率力があり、複数の位置ができる。タカ(扇原)はサッカーIQが高い選手で、キックも芸術的なものがある。(山口)蛍ともいつも会話していてコンビは問題ない。彼らが(12年ロンドン)五輪、セレッソ大阪でやってきた感覚的なものは、すぐに戻っている。汰木はうちにいなかったタイプで今季、大化けしてほしい。攻撃的なセンスは抜群にあり、自分で突破できるし周囲も使える。

-扇原とサンペールの起用法は

三浦監督 同時に使いたい気持ちもあるし、連戦を考えると、この試合は休ませて、この試合はベンチに置くとか、はっきり決めていない。2人のよさをうまく試合で発揮させるために起用方法を考えたい。

-今季の目指すサッカーは

三浦監督 昨季やったサッカーをより高めていきたい。主導権を握ったサッカーがやりたい。そのための守備だったり、球を持った時に何が得点する確率が高いのか。遅攻か、速攻か、ピッチ全体を使うのか。そこの判断力を選手に理解し、上げてもらい、より攻撃的なサッカーができればいい。