広島レジーナが今季16戦無敗だったINAC神戸に初めて土を付けた。
広島の中村伸監督(47)は「素晴らしいゲームだったと。積み上げてきたこと、ぶれずにやってきて、こういう形で皆さんと共感できたのは非常にうれしく思います」。ホームに駆けつけたサポーターとともに喜びを分かち合った。
前半29分、右サイドからのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りを、左サイドにいたFW中嶋淑乃(22)が冷静に左足で押し込んだ。INAC側はラインを割ったのではと主張したが、判定は覆らず。これが決勝点になった。
中嶋は「目の前に来てくれて良かった。落ち着いて決めることが出来ました」。と振り返った。守備では前線からプレスをかけ、INACになかなかチャンスをつくらせなかった。
前回対戦した4月29日は敗れたが、3点ビハインドの後半に2ゴールを決め追い上げを見せていた。
「今日はみんなでリベンジしようという気持ちで戦ったので、勝てたのでうれしいです。自信につながります。チームとしても個人としても、負けてないチームにこれだけやれるということが分かった」
今季から始まったWEリーグ。広島は、前身のチームやこれまでのリーグ参加実績を持たない唯一のチームだ。この日の白星は今季5勝目、ホームでは2勝目だった。始まったばかりのチームにとって、今後につながる大きな白星となった。



