Jリーグは26日、21年度に所属したクラブの経営情報を開示した。3月決算の柏、湘南、磐田を除くJ3までの54クラブが対象。

営業収益は合計1147億円で昨年から115%増加し、コロナ禍以前の19年と比べても93%と規模が戻りつつある。債務超過が10クラブあったものの、大城クラブライセンスマネジャーは「現時点で経営難に陥るクラブはない」と説明した。コロナ禍でクラブが経営に打撃を受けたことで導入しているライセンス判定の特例措置を、24年まで延長する方針。そこまでに債務超過があるクラブは解消し、再びリーグ全体の規模を成長させる体制に入ることが目標だ。