静岡学園高サッカー部のDF行徳瑛(えい、3年)とMF高橋隆大(りゅうた、3年)の2人が来季、Jリーガーになることが決まった。4日にJ1名古屋グランパスが行徳の来季加入内定を、ガンバ大阪が高橋の内定を発表。同校から複数人が同時にプロ入りするのは、昨年(3人)に続き2年連続となった。

行徳は185センチの長身で足元の技術も優れたセンターバック。チームでは主将を務めている。U-18日本代表候補の経験もあり、将来の日本代表入りが期待される。名古屋を通じて「歴史ある素晴らしいクラブで、プロ選手のキャリアをスタートできることをうれしく思います。これまで携わっていただいた方々への感謝の気持ちを忘れず、1日でも早くピッチに立ち、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」などとコメントした。

高橋は156センチと小柄ながら、キレのあるドリブルが武器。中学時代はG大阪の下部組織で育った。今年は同校で背番号「10」をつけている。G大阪を通じて「ガンバ大阪という大好きなクラブで、プロ選手を始められることをうれしく思います。自分の特徴であるドリブルからのチャンスメークを武器に、少しでも早くプロの舞台で活躍できるように頑張ります」と抱負を語った。