セレッソ大阪に12年半ぶりに復帰した元日本代表MF香川真司(33)が、18日のアルビレックス新潟との今季リーグ開幕戦(ヨドコウ)に、ベンチ入りすることが決まった。

試合途中からの出場が確実で、出場すればJリーグでは10年5月15日のヴィッセル神戸戦(長居)以来となる。

小菊昭雄監督(47)は17日、大阪市内での練習後にオンライン取材に応じ、香川について「手術を経てコンディションを上げている中で、合流してまだ2週間弱だが、私が想像以上のスピードでコンディションを上げてくれた。限られた時間での出場になると思うが、送り出せる準備は整った」と説明。香川の持つプレーの質、経験に期待するとした。

前所属ベルギー1部シントトロイデンで香川は、公式戦最後の出場は昨年10月末。同11月に左足首を手術しており、その後の試合出場はなかった。

2月7日にC大阪の練習に合流し、当初はじっくりとトップコンディションに持っていく計画だったが、ここまで連日、フルメニューで練習を消化するなど、控え組ながら主にトップ下で存在感を発揮していた。

香川はこれまで「1日でも早く、自分のいい状態に持っていけるように、ベストを尽くしたい」と話していた。