鹿島アントラーズは1-2の後半ロスタイムにMFアルトゥール・カイキのPKで追いつき、土壇場で勝ち点1を手にした。

前半8分に、今季J2町田から加入したMF佐野海舟(22)がJ1初ゴールを決めた。

佐野は、攻撃エリアでMF仲間からのパスを受けると、素早く前を向きドリブルで仕掛け、右足でシュート。J1のリーグ戦で放った11本目のシュートが、J1での初得点となった。

佐野は「点が取れてないとずっと思っていた。得点という形でチームに貢献できたのは良かったですけど、今日は勝ちしかなかった(のに勝てなかった)。自分のゴールどうこうより、チームとして2失点してしまった。そこの反省が大きい」と悔しがった。

「前半からオープンな展開で間延びしてしまった。中盤と最終ラインで突き詰めて、試合中に修正しないといけない」と猛省。ただ、試合終了間際に何とか勝ち点1を手にしたことに「めちゃくちゃ悔しいけど、勝ち点1は重ねたので、自分たち次第でどうにでもなる。タイトルは取りたいのでやっていくしかない」と前を向いた。

同じ中盤に、日本代表経験を持つMF柴崎岳の加入が決まった。佐野は「やることは変わらない。チームでどういうプレーが求められているか、そこはぶらさずにやりつつ、いろんなものを吸収して成長したい」。特に柴崎の戦術眼、視野の広さ、決定的なパスが出せる部分は、佐野が新たに引き出しを増やしたい分野でもあるはずだ。

佐野は「自分に持っていないものなので。そこは吸収したいし。負けない気持ちもあります」。ボランチとしてさらなる飛躍を誓っている。