前節5位のFC大阪が、同2位の鹿児島ユナイテッドFCとの上位対決に惜敗し、4戦未勝利となった。
収穫は約3カ月ぶりに復帰したMF町田蘭次郎(27)だった。
7月1日鳥取戦の出場を最後に、けがの影響もあって8試合を欠場。
この日、0-1で迎えた後半開始から投入され、同18分には利き足ではない右足で強烈なミドルシュートを放った。今季20試合目の出場だった。
「久しぶりの試合だったが、コンディション的には何も問題はなかった。(志垣良監督からは)前を向くところ、攻撃に顔を出すところが特長なので、思い切ってやろうと言われた」
愛称「ランジロウ」は181センチのハイスペックなボランチ。同じ左利きでレギュラーだったMF西矢健人(23)が今夏、J2藤枝に期限付き移籍で個人昇格しただけに、町田にかかる期待は大きい。
鹿児島・出水市生まれの町田は、福岡ユース、阪南大を経て、19年に当時JFLだったFC大阪に入団し、今季が5年目だ。
JFLから今季悲願のJ3に昇格したFC大阪は、残り8試合となり、J2昇格条件の2位(鹿児島)とは勝ち点7差に広がった。
1年でのJ2昇格へ正念場を迎えたが、町田は「(10月の残り3試合は)3連勝を目指してやるべき。そうしたらまた、優勝争いに食い込んでいける。信じて頑張っていくしかない」と気合を入れた。
大混戦の上位争いで、FC大阪は暫定で勝ち点44の5位のままだが、他の上位陣が8日に行う今節の結果次第で、9位まで後退する可能性もある。志垣監督は「もう1回、ここでしっかり立て直して、次の試合に向かっていきたい」と、15日のホーム岐阜戦へ気持ちを切り替えていた。



