クラブ史上初のJ1昇格を決めたFC町田ゼルビアの選手たちが22日、熊本での戦いのあと、町田市内のクラブハウスに戻り、あらためて取材に応じた。

奥山政幸主将(30)は「終盤になってなかなか思うように勝てなくて、今日ようやくJ1昇格を決めることができてほっとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。

今季新加入した選手は16人。黒田剛監督をはじめスタッフ陣も新たな顔ぶれが並んだなか、見事にチームをまとめあげた。「自分の中で、試合に出られない選手の心をうまくケアしながらやっていこうという一体感を意識していた」。

「チーム一丸」。まさにこの言葉が似合う集団になった。「試合に出ている選手は出ていない選手のためにプレーしていた」。一方で出場時間に恵まれない選手たちは「絶対に試合に絡んでやるんだ。そういう思いで常に厳しい練習を耐えてくれていた」とメンバー外の取り組みが町田の選手層の厚さを作った。

町田加入7年目の30歳は、「寄り添って肩を組みながらみんなで一緒に進んできて、J1昇格という素晴らし結果に結びついた」と主将として同僚に感謝を述べた。