藤枝明誠は4-1で清水桜が丘を下し、ベスト8進出を決めた。FWキング栄志(えいじぇい、2年)が2得点。同校のエースナンバー「9」をつける点取り屋が3試合連続ゴールでチームを勝利に導いた。常葉大橘は1-0で日大三島に辛くも勝利した。今冬の全国選手権に出場した静岡学園なども順当勝ち。この日で8強が出そろい、今日21日に準々決勝が行われる。
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藤枝明誠のキングが輝きを放った。前半6分、ゴール中央から左足で先制点。後半1分にも左足で相手DF3人の隙間を抜くミドルをねじ込んだ。今大会はハットトリックを達成した1回戦から3戦連発で、ここまでチーム最多の計6得点をマーク。「今日のゴールは練習通りの形だった」と胸を張った。
昨年から主力として出場。得意の左足を武器に攻撃的なポジションを複数こなせる。桐陽との2回戦では1トップで先発出場し、試合途中でサイドハーフにポジション変更した。この日は右サイドハーフとしてピッチに立ち、2得点。松本安司監督(54)は「個人スキルが高い。前ならどこでもできる」と信頼し、今大会から同校のエースナンバー「9」に指名した。
キングは「プレッシャーはあるけれど、自分ならできると思っている」。父親はオーストラリア人で母親が日本人。中学まではホンダFCの下部組織でプレーした。全国選手権出場にあこがれて、同校に入学。今大会の目標は「優勝しかない」と言い切る。4強入りを懸けた準々決勝は浜松開誠館が相手。「明誠とやりたくないと思われるような試合をしていきたい」とキング。頂点だけを見据えるエース候補はプレーでチームを引っ張っていく。【神谷亮磨】



