東京ヴェルディの城福浩監督(63)が、あらためてMF山田楓喜の「悪魔の左足」を称賛した。

4日に東京・稲城市のクラブハウスで次節6日のジュビロ磐田戦に向けた会見を開き、その中でU-23アジア杯決勝のウズベキスタン戦(1-0)で値千金のミドルシュートを決めた山田楓について言及した。

「やはり一振りをする時間を与えてくれたら、彼の一振りは大きな武器になっているなと。どんどん磨いていってほしいな。ストロングを磨くことが次につながる」

調子を上げているチームは、ここ8試合は2勝6分けと無敗を保っている。そんな中、磐田戦での“弾丸起用”があるのか、注目される。

そこについては「だからと言って、彼がコンディションが万全でない中でこのチームに指定席があるかというと、それは彼がベストの状態で、ベストのメンタリティーでファイティングポーズ取った時に初めて、競争の1人となりうる。まずは移動もあって、時差もあって大変でしょうけど、しっかりコンディションを戻してほしいなと思います」と慎重な物言いにとどめた。

東京Vだけでなく、日本サッカー界にとっても「山田楓喜」という存在は大きなものになっている。