東京ヴェルディFW染野唯月(22)が“スナイパーぶり”を発揮した。

まず1-1で迎えた前半32分、MF森田のスルーパスからゴール前へ持ち込み、相手選手にマークされながらも右足で相手選手のマタを抜くグラウンダーのシュート。ゴール左に飛び込んだ。

さらに4-2で迎えた後半34分、FW山見のパスから相手の背後を取ると、切れのいい動きで翻弄(ほんろう)。右足シュートと見せて切り返し、さらにワンフェイク入れて相手をいなすと、左足で冷静にコースを突いたクリーンシュート。ゴール左隅に決まった。今季リーグ16試合で6ゴールとなった。

染野は「1点目に関しては、練習の中でイメージができていた。ファーストタッチで詰まってワンテンポ遅れたけど、相手の股下をうまく抜けた。2点目は相手の背後が取れて、冷静に決めることができた」としてやったりの表情。コースを突く巧みなシュートは染野の真骨頂。まさに「狙撃手」と言わんばかりの、どれも素晴らしい一撃だった。

ここ最近はゴールから遠ざかっていただけに「自分が決めたい気持ちがあった」とギラギラ感を胸に秘めて臨んでいた。

この日は3-4-2-1の2列目のシャドーに入り、巧みなボールさばきで周囲と連係し、攻撃の幅を広げた。「チャンスをもっともっと増やしていきたいし、シュートも増やしていきたい。チームで一番点を取りたいという思いは強い」。エースの自覚を口にした。

【動画】東京V2点目はカウンターからエース染野唯月が巧みな股抜き弾!

【動画】攻撃の手をゆるめない東京V 5点目は染野唯月がDFをフェイントで巧みに交わし決める!