J1アビスパ福岡は28日、台風の影響で風が強まる中、福岡市内で約1時間半練習し、9月1日のホーム・ヴィッセル神戸戦(ベススタ)へ備えた。けがで長期離脱中だったブラジル人DFドウグラス・グローリ(34)の先発復帰が浮上した。
7月7日の京都サンガ戦以来、約2カ月、7試合ぶりの復帰が濃厚だ。ハーフコートを使った9対9のボール支配を意識したメニューを精力的にこなすなど、フルメニューを違和感なく初消化した。
神戸戦で復帰の可能性について「今週の状態を見てから」と話したが、状態は「ここに来て100パーセントに近い状態に戻ってきていると感じます」と前向きだった。長谷部茂利監督(52)も「いつでも行けるかなという思いに明日(29日)、明後日(30日)なれるかどうか。私が、本人が。でも本人はいつも準備しているんで。出たくて仕方ないと思う」と期待を寄せた。
救世主になる覚悟だ。主力DF不足の厳しい台所事情もある。前節の24日G大阪戦では、前半13分に今夏町田ゼルビアから補強で獲得したばかりの左SBのDF池田樹雷人(27)が負傷交代し、いきなり長期離脱濃厚になった。さらに、DF宮大樹(28)が累積4枚の警告で出場停止となる。すでに、主将のDF奈良竜樹、DF湯沢聖人も離脱中。堅守が武器のチームにあって正念場だ。
7戦連続未勝利(3分け4敗)からの脱出へ向けて、J1屈指の攻撃力を誇るリーグ3位の相手に対して、グローリの完全復調が待たれる。【菊川光一】



