名古屋グランパスが愛知対決を制した。名東クラブとの決勝、先制を許したグランパスだったが、第2ピリオド8分に山路康雅(5年)が同点弾。1-1でPK戦に持ち込まれたが、3-2で名東クラブを振り切り、優勝を飾った。決勝を戦った2チームは、全国の強豪16チームによる決勝大会「JA全農チビリンピック2025」(5月3~5日、神奈川・日産スタジアムほか)への出場権を獲得した。

ボールセット地点に向かう山路の背中に「決めてこいよ!」と応援の声が飛ぶ。東海第1代表を決める決勝は最終Pでは決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられた。名東クラブが1人失敗して迎えた3人目、山路の右足から放たれたボールがゴールネットを揺らし、歓喜の万歳。今年2月に就任した浅野監督も「うれしいのひと言です」と、顔をほころばせた。

今大会3試合目にして初の先制を許すも「逆足(左足)だったが、決めてやる! という一心だった」と振り返った第2Pの同点弾。そして「緊張していたが、ここで決めないと」と臨んだPK戦。山路の優勝に導いた活躍は、名古屋グランパスの団結力のたまものだった。ゲームキャプテン間瀬哉太(5年)も「諦めずに絶対に取り返す!」とチャレンジした結果が結実した。

浅野監督は「全国大会に向けて(先制されたことは)いい経験になったことでしょう。ボクはあれこれと指示するよりも選手の主体性を重んじている。横浜でも自分で考えて、動いてほしい」。昨年は今大会決勝で敗れて第2代表として挑んだ全国大会。8強で涙をのんだが今回は…「優勝、いや8強以上を目指します」と謙遜した。そんな浅野監督の思いを知ってか知らずか、間瀬は闘志をあらわにした。「レベルが高いと思っている。他のチームから“すごい”と思われるプレーを」。アグレッシブなサイド攻撃が持ち味の名古屋グランパス。横浜の地でも果敢にサイドを駆け上がってみせる。

 

▽準決勝

名古屋グランパス4-1FC STELLA焼津

名東クラブ2-0アフェラルセ四日市

 

▽3位決定戦

FC STELLA焼津1-1(PK3-1)アフェラルセ四日市

 

▽決勝

名古屋グランパス1-1(PK3-2)名東クラブ

 

<副賞>

 ▼静岡いちご「きらぴ香」、静岡いちご「紅ほっぺ」、静岡みかんジュース「果実の香りぎゅっとみかん」(JA静岡経済連)

 ▼愛ひとつぶパックご飯、うずらのたまご燻製匠、キャロット&フルーツジュース(JAあいち経済連)

 ▼岐阜いちご「美濃娘」、飛騨の朝露りんごジュース、ニッポンエール岐阜県飛騨産飛騨りんごグミ(JA全農岐阜)

 ▼伊勢うまし豚カレー、伊勢茶ペットボトル(神宮ラベル)、ニッポンエール三重県産マイヤーレモングミ(JA全農みえ)

 

<主催>東海サッカー協会、日刊スポーツ新聞社<後援>日本サッカー協会<特別協賛>全国農業協同組合連合会(JA全農)<協賛>静岡県経済農業協同組合連合会、愛知県経済農業協同組合連合会<主管>東海サッカー協会4種委員会、岐阜県サッカー協会4種委員会