壮絶な打ち合いの末、力尽きた湘南ベルマーレだが、夏の暮れに新たなストライカーが産声を上げた。
今季初先発の二田理央(22)は先制ゴール含む3本のシュートを放つなど攻撃をけん引した。
前半13分、自陣浅くから元G大阪のMF小野瀬康介(32)のロングパスに反応して裏に抜け出すと、ペナルティーエリア右から右足で相手GKの頭の上を狙い、ゴールネットを揺らした。さらに37分にもエリア内中央からシュートを放ち、MF平岡大陽(22)の追加点にもつなげた。
7月に浦和レッズから育成型期限付き移籍した。
シーズン途中にはFW福田翔生(24)がデンマーク1部ブレンビーに移籍。さらにこの日は主将のFW鈴木章斗(22)も累積警告による1試合出場停止と、チームは攻撃の中心選手を失っていた。
それでも、二田は「章斗が出られない分、自分がゴール決めてチーム勝たせるのかなと思っていたし、誰が出てもやることは変わらないのがこのチームのいいところ」と言い切る。
チームもJ2降格圏内と苦しむ一方だが、「自分に矢印を向けて、また頑張っていきたい」と22歳。湘南の巻き返しの原動力となれるか。【泉光太郎】



