J2ジュビロ磐田は0-0からのPK戦の末に5-3でJ3福島を下し、今季2勝目を挙げた。元日本代表GK川島永嗣(42)が、2本を止めたJ3長野との開幕戦に続いて躍動。相手の1本目を止め、チームを勝利に導いた。7日に迎える次節は、今季初の県勢対決で藤枝とアウェーで対戦。開幕から4試合を終え、ここまでつかめていない90分間の勝利で得る勝ち点3を狙う。

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磐田の守護神が再び、チームに歓喜をもたらした。お互いに無得点のまま突入したPK戦、川島は相手の1人目のキックに鋭く反応した。「決めた方向に100%でいこうと思った」。向かって右に踏み切り、左手1本でセーブした。流れを呼び込むと、自軍は5人全員が成功。PK勝ちで得る勝ち点2をチームにもたらし、連敗も2で止めた。

同じくPK勝ちを収めた開幕長野戦に続いて、川島コールを浴びた背番号「1」は「良い形で1本目を止めることができた。みんなも、しっかり冷静に決めてくれてありがたかった」とうなずく。志垣良監督(45)は「川島永嗣が控えてくれているということで選手たちも思いきって蹴れていると思う」と感謝した。

この日、福島のカズことFW三浦知良(59)がメンバー入り。会話も交わし、再会を喜んだ。「長い間、日本サッカーを引っ張っている存在。カズさんに会えるだけで刺激をもらえる」。出番のなかったキングが見守る中、ベテランとして存在感を発揮した川島。カズも「40歳を過ぎてもトップコンディションでやる。本人の努力のたまものだと思う。本当に尊敬しかない」と称賛した。

ただ、手放しに喜べる勝利ではなかった。J3所属の福島を90分間で仕留めきれず。今回も勝ち点3を得ることは出来なかった。川島は「無失点で終われたことも含めてポジティブな部分はあったが、もっと良くできる部分は多々ある。自分のパフォーマンスもPK以外は納得していない。結果オーライではなく、突き詰めていかなければいけない」と表情を引き締め、次の藤枝戦を見据えた。【前田和哉】

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