柏レイソルは完敗だった。

シュート数はわずか4本。後半13分にゴール前でパスを受けたFW細谷真大が振り向きざまに右足を振り抜いたが、シュートはGK正面でキャッチされた。チャンスらしいチャンスは、この1本だった。

一方で町田には13本のシュートを打たれた上、決定的な場面を何度も作られた。0-1というスコア以上の内容差だった。

リカルド・ロドリゲス監督は「チャンスを多く作れたとは言えない。期待通りの試合にはならなかった」と遠回しに完敗を認めた。

チームの頭脳、MF小泉佳穂は「地力の差、個々のクオリティーの差を感じた。10回やって勝ち越せないパワーバランスだと思う」と表現。その差は何かと問われると「地味なクオリティーの差がその局面の勝敗につながっていて、細かいところでポイントを稼がれている」と解説した。

町田のロングボールを警戒すればDFラインが下がり、前からのプレスが行きにくくなる。そうなると細かくボールをつながれ、ボディーブローのように、チーム全体の体力が奪われ、ほころびが出た。

直近は3連勝(1PK戦勝ち)と調子は上向いていたが、昨年のような勢いは取り戻せていない。

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