インテルミラノDF長友佑都(30)がリーグ開幕戦に左サイドバックでフル出場し、フィオレンティナを相手に3-0と勝利した。
1点目のPK獲得につながる絶妙なロングパスを送るなど、チームの勝利に貢献した。試合後は今季に向け、自らの胸の内を明かした。
(西村明美通信員)
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-シーズン最初の試合で、早い内に得点入って試合進みやすかったと思うんですけど、スパッレッティ監督になってチームはどんなところが変わりましたか?
「守備も攻撃もそうだし、戦術があるんで、それを合宿中もやってきましたし、それが浸透して。まあ攻撃的なサッカーとは言われますけど、かなり守備も細かいので」
-コンパクトにこれだけ守備でまとまって連係の取れてるインテルを久しぶりに見たような気がしますが。
「そうですね。めちゃくちゃ細かいんで。守備の体の向きからも相当厳しいですし、まあ攻撃的監督とは言われますけど、守備も相当やってますよね。」
-今までいろんな監督のもとでプレーしてきて、こうやった形で、守備の体の向きとか含めて、誰に似てるなとか、他の監督と比べても細かいとか。
「まぁ一番細かいかもしれないですね。攻撃でもポジショニングとか相当厳しいですし、要求がすごい高いんでね。選手たちもレベルの高い選手がそろってるんで、しっかりと戦術が浸透すれば間違いなくいいサッカーができるなという自信はみんな持ってるんじゃないかなと思います」
-奪ったら縦に早くというのが戦術の1つにあったと思うんですが、今日ご自身の出したパスの1本目がイカルディのPKにつながりました。
「そうですね。イカルディも今日何回も。僕もボールを出してたんですけど、ああいう場面で、相手がすごいプレッシャーきてたんで、ピオリ監督が、プレッシャーをかけるって僕らは知ってるんでね、逆にそれでイカルディと裏を狙っていこうということで連係は取れてましたね。3回ぐらいそういうシーンがありましたね」
-逆に後半はちょっとフィオレンティーナに責め入れられる部分が多かったような気がするんですが
「んー、まあ彼らも実力あるチームなんで、ただそんなに危険な場面は最終的には作られてはないんでね。まあ持たせて、自分たちもうまく休みながら、ボールを取ったらカウンターっていう、うまくそういう攻撃もできたんじゃないかなと思いますけど。」
-なんか脛が痛かったみたいですけど、ひやっとしましたけど。
「打撲です。大丈夫です」