スペインリーグ第8節でバレンシアは敵地で6-3とベティスを下した。この試合について16日のスペイン紙マルカは以下のように報じた。

 試合終盤に得点が多く生まれた戦いとなった。4-0とバレンシアが大量得点リードしていた試合は残り10分で劇的な展開に。後半34分にキャンベルが反撃弾を決めると、ベティスは5分間でサナブリア、テージョもゴールを奪って1点差に迫った。押せ押せムードのホームチームは前掛かりとなり、バレンシアが同43分にザザ、ロスタイムにアンドレアス・ペレイラが得点を決めて突き放した。

 この試合、9人の選手が得点を決めているが、セルヒオ・レオンのPKが決まっていればスペインリーグ初となる1試合10選手得点の新記録が達成されていた。これまでの記録は1949-1950年シーズンにエスパニョールが6-4でバレンシアを下した試合、昨季セビリアが6-4でエスパニョールに勝った試合の9選手得点で、当時セビリア所属のMF清武弘嗣もゴールを決めていた。