FWメッシがバルセロナのリーグ通算6000ゴールをFKで鮮やかに決めるなど2得点を挙げ、2連覇を狙うチームの開幕白星に貢献した。

 0-0の後半19分、ゴールやや右23メートルの位置からのFKを左足でキックすると、ボールは低い弾道で4枚の壁がジャンプした下を鮮やかに通り抜け、ゴール右に突き刺さる先制ゴールとなった。相手GKパチェコも必死で飛びついて左手を伸ばしたが届かなかった。前半のFKチャンスでは壁の上を狙ってクロスバーにはね返されており、きっちりと修正した結果がクラブのリーグ戦通算6000ゴールとなった。09年には通算5000ゴールも決めており、エースとして再び節目のゴールを飾った。

 交代出場のFWコウチーニョのゴールで2-0となった同ロスタイムにも、FWスアレスの縦パスに走り込んで相手DFと競りながら胸トラップで落とし、巧みなボールコントロールでもう1人のDFもかわしてフリーとなり難なく左足でダメ押しの3点目を決め、健在ぶりを見せつけた。