ドイツ杯1回戦で昨季覇者フランクフルトが1回戦で4部ウルムに1-2で敗れた。ドイツ・スーパー杯でバイエルン・ミュンヘンに0-5で敗れたのに続く敗戦。19日の独紙ビルトによると、ヒュッター監督はヨビッチとアレの2トップを起用したが、機能しなかった。

 ウルムは試合開始から勢いあるプレーを見せた。後半開始直後に今季4部リーグ3試合で3得点のキーンレがこぼれ球を押し込んで先制。同29分には追加点を挙げた。フランクフルトは後半ロスタイムにCKから途中出場のパシエンシアがヘディングでゴールするのが精いっぱいだった。

 先制点のキーンレは「もう単純にすごくいい気持ち。僕の選手キャリアで最高のゴール!」と喜んだ。

 フランクフルトのスポーツ・ディレクターのヒュブナー氏は「4部リーグ相手にこうした負け方は不満だ。きれいに語れることは何もない」とコメント。MFガキノビッチは「一夜眠って、正直に自分たちについて話し合わないといけない。このままではいけない。すぐにまた正しい道に戻ってこないと」と話した。

 右サイドのチャンドラーが右ひざの手術で半年間の離脱。攻撃的選手を含め、補強の必要性が出てきた。ヒュッター監督は「移籍市場でまだ何か起こると思う」と明かした。