ベルギー1部シントトロイデンは5日、新監督にオーストラリア人のケビン・マスカット氏(46)が就任することを発表した。

同氏は元オーストラリア代表DFで、13-14年シーズンから18-19年シーズンに指揮をとったメルボルン・ビクトリーでは年間王者に2度輝くなど実績を残し、MF本田圭佑(33)も指導した。19-20年シーズンからはシントトロイデンのテクニカルアドバイザーに就任していた。

ベルギーリーグは5月中旬に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今季の打ち切りを発表。マスカット氏は8月8日のチーム始動から指揮を執る。クラブ公式YouTubeチャンネルでは意気込みも語り「ベルギーリーグは戦術的で、さまざまなタイプのチームと対戦するので、とても楽しみにしています。クラブが持っているポテンシャルには限界がないと信じています。自分たちのサッカーを向上させ、成長できるよう努力したい」と力を込めた。

シントトロイデンは日本企業のDMMグループが経営しており、日本代表GKシュミット・ダニエル(28)、FW鈴木優磨(24)、DF松原后(23)らが所属している。