スペイン1部バルセロナは8日、欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦、ホームでの第2戦でセリエAのナポリに3-1で勝利した。キケ・セティエン監督が試合後に語った模様をスペイン紙マルカ電子版が同日に報じた。

セティエン監督は「この最初の1歩を踏み出し、これまでに臨んできた同じ熱意を持って残りの試合を迎えることを目指していた。我々はとても良かったし、勝利するに相応しかった」と満足げに語った。

ナポリ戦については「我々がやったことは簡単なことではなかった。ナポリはイタリアの最高のチームのひとつなので、我々は優れた理解力を持ち、守備をする必要があった」と分析した。

また得点したFWリオネル・メッシについては「とても良かったと思う。強い打撃を受けたが、何の問題もないはずだ」と説明した。メッシは前半終了間際、クリアしようとしたナポリDFクリバリからボールを奪おうとした際に左足首を激しく蹴られた。そのプレーでPKの笛が吹かれ、FWルイス・スアレスがチームの3点目を記録している。

準々決勝で対戦するバイエルン・ミュンヘンについては「すべてのライバルが強いし、全試合が難しいものになるだろう。準々決勝は我々にとっても彼らにとっても厳しいものになるはずだ。バイエルンは本当に素晴らしいチームだが、それは我々も同じだ」と言及した。

また戻ってきたMFアルトゥールについては「その状況についてはすでに話されているし、私は何も言うことはない」と答えるにとどめた。

バルセロナはこの後、14日にリスボン(ポルトガル)で行われる準々決勝でBミュンヘンと対戦する。(高橋智行通信員)