アントワープの日本代表MF三好康児がホームでのメヘレン戦に今季初先発でフル出場し、今季初ゴールをマークするなどチームの全得点に絡んで4-1の勝利に貢献した。

まずは前半5分、カウンターから右サイドでパスを受け、ワントラップでペナルティーエリア右へ進入しクロス。これがオウンゴールを誘って先制点を導いた。同8分には右サイドから中央へワンツーを受けて流れながら左足シュートをゴール右に突き刺し、今季初ゴールを挙げてリードを広げた。リーグ戦でのゴールは昨年9月15日のアンデルレヒト戦以来で通算2得点目。

さらに同43分、ペナルティーエリア右で相手DFと対峙(たいじ)しながら鋭いマイナスの折り返しをMFゲルケンスへ通した。ゲルケンスのシュートは相手GKにはじかれたが、こぼれ球をFWムボカニが押し込んで3点目を演出。後半22分に失点して2点差となった同33分には右サイドからのFKを左足で中央へピンポイントのクロス。フリーで頭を合わせたDFバトゥビンシカのヘディングシュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球をDFセックが押し込み、ダメ押し点の起点となりチームの2連勝の立て役者となった。

アントワープは4勝2分け2敗の勝ち点14で暫定5位。