伝統の一戦「クラシコ」はレアル・マドリードが3-1でバルセロナを下し、暫定首位に立った。1-1で迎えた後半18分にVAR(ビデオ判定)によってDFセルヒオラモスがゴール前で倒されたとしてPK獲得、これを決めて勝ち越した。

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セルヒオラモスがあらためて存在感を示した。守備では序盤の1失点だけ。一方で相手のファウルを誘い、得たPKを自ら決め、勝機を引き寄せた。

前節カディス戦で負傷交代、続く欧州CL初戦は欠場し、いずれもチームは敗戦。この試合にジダン監督の首がかかるとされていたが、これを覆した。クラシコ通算成績で97勝52分け96敗と勝ち越し、ジダン監督は「雑音を封じることはできない。やるべきことをやる、団結すること、それができた」と満足そうだった。