宿敵マンチェスター・ユナイテッドに敗れたリバプールは、公式戦ここ7試合で1勝3分け3敗。その1勝も8日のFA杯3回戦で、下部組織の選手が中心だったアストンビラを下しただけという不調ぶりだ。

だがユルゲン・クロップ監督(53)は「正しい方向への歩みがたくさん見受けられた。それは良いことだ」と前を向いた。この日は得点源のFWサラーが2ゴール。8日アストンビラ戦以来の得点で復調の兆しを見せた。

クロップ監督は「結果は我々の望んだものではなかった。フラストレーションがたまるよ。我々は最高の状態ではない」とした上で「正しい方向へ向かっているし、我々はグループとしてしっかりまとまっている。心配しなくて大丈夫だ」と今後の巻き返しに期待した。