【モンテレイ(メキシコ)3日(日本時間4日)=佐藤成】サッカー日本代表がFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けた事前合宿を再始動した。5月25日から国内合宿を始めて、31日のアイスランド戦後にオフをはさみ、6月2日に合流。移動を経て、再びトレーニングがスタートした。アイスランド代表で左足に違和感を覚えたMF遠藤航(33=リバプール)はホテルでトレーニング。DF瀬古歩夢(25=ルアーブル)も冒頭のジョギング以外は別メニュー調整した。

5大会連続5度目出場を狙う最年長DF長友佑都(39=FC東京)が唯一無二の経験値をチームに還元する。

暑熱対策の意味を込めて暑さの厳しいモンテレイが事前合宿地に決まった。鉄人の記憶に残っているのは14年のW杯ブラジル大会の調整だ。「合宿地がすごい涼しくて、初戦のコートジボワールのレシフェの時はもう本当に暑くてというところの教訓は生かしてるんじゃないかなと思うので。本当、事前でここで暑い中で合宿してそこに慣れておくというのは非常に大事なポイントだと思います」とうなずいた。

5月15日のメンバー発表後、過去のW杯映像を見返した。13/14年シーズンはクラブで絶好調だったが、コートジボワール戦は前半20分から動きが良くなかったという。「僕だけじゃなくて全体的にそれはもう本当に涼しいところからいきなり暑いところで試合をしたっていうところは非常に正直大きかったんじゃないかな」。

動画配信サイト「DAZN(ダゾーン)」で過去の大会映像を配信していたことから、自身が出場した大会を振り返ったという。

「過去の南アフリカの大会の試合から見てみようと思って、見たら、コートジボワール見たら、まあ本当に見たの初めてですよ。ブラジルW杯の試合は1試合も見たくなかったんで、今まで。まあ、傷が残ってたんでね、そこに染みると痛かったんでなかなか見られなかったんですけど、今回見てみようと思って見たらかなり(状態が)落ちてましたね」

南アフリカ大会、ブラジル大会、ロシア大会、カタール大会の4大会で計6試合ほど見直した。中でも史上最強といわれながら1次リーグ敗退したブラジル大会は辛い過去として刻まれているが、今大会に生かすために思い起こした。「当時の感覚と今経験してきた自分がその時の試合を見てみるという感覚は全く全然違うんだなと思ったので、その経験とか今持っている感覚を踏まえてね、彼らに伝えることもあるし、自分自身の戒めにもなる」。

日本代表のために、全てをささげる覚悟だ。

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