FIFAワールドカップ(W杯)の1次リーグ第2戦(20日=日本時間21日)で日本が対戦するチュニジア代表のエルベ・ルナール新監督(57)が16日(同17日)、メキシコ・モンテレイで代表チームに合流した。同国のチュニス・アフリカン・プレス通信社が17日に報じたもので、同日早朝の練習開始前に会見を行った。ルナール新監督は「チュニジア代表監督就任のオファーがあった時、迷わずに引き受けた。とてもうれしい申し出だった。選手宿舎に到着後、選手たちと話し、スウェーデン戦の敗退(1-5)を忘れ、胸を張って日本戦に集中し、最高の形でチュニジア国旗を掲げ、立派なパフィーマンスを発揮するように伝えました」と口にした。
サブリ・ラムシ監督(54)を電撃解任というショックはチーム内に残っており、ルナール監督は「W杯初戦で敗れたのは痛恨の黒星であり、その影響の1つとして代表のテクニカルスタッフの交代があった。ラムシ監督が経験したことは、私もかつて経験したことなので良く理解している。その黒星の結果、選手間でも悲しみが広がっている」とおもんばかった。
自身が監督就任したという“荒治療”にはプラス材料もあると強調。ルナール監督は「チュニジア代表チームの雰囲気は良好だ。これは日本戦に向けて良い準備につながるだろう。選手間の結束は不可欠。前回の試合ではそれが欠けていたが、この強豪でスピードのある(日本)チームに立ち向かい、期待に答えるパフォーマンスを発揮するためには、それが重要だ」と付け加えた。
日本戦に向け「相手の強さを考えると非常に難しいものになるだろう。私はこれまで何度も日本と対戦してきた。彼らは1次リーグで好成績を収めた完成度の高いチームであり、われわれは次戦に向けてしっかりと準備しなければならない」と気を引き締めていた。


