ダラスでのオランダ戦後、トラブルにあった。

防犯のためカメラ席にリュックとくくりつけた鍵が開かなくなった。劇的な同点劇の興奮は一気に冷や汗へと変わった。

4桁のダイヤルを回し続ける。番号を間違えたのか。いや、そんなはずはない。なぜなら番号は妻の誕生日。遠い異国の地でも「絶対に忘れてはいけない」。

鍵が壊れた。途方に暮れ、取れないリュックをもう一度見つめる…。肩ひもを切れば良いのでは。気がつくと早かった。警備員からナイフのようなものを借り無事に解決…、といいたいところだが、鍵はイスに残ったまま。

1次L第3戦・同地でのスウェーデン戦。日本の勝利の鍵と、壊れた鍵。どちらの「カギ」も気になってしょうがない。【足立雅史】