【モンテレイ(メキシコ)19日(日本時間20日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の1次リーグ第2戦チュニジア戦を20日(同21日)に控え、日本代表の森保一監督(57)が決戦会場のモンテレイスタジアムで公式会見に出席した。日本の文化に、誇りを見せる場面があった。

今大会も、日本らしさが話題になっている。14日に行われたオランダ戦で、日本サポーターがスタンドでごみ拾いをする姿があった。22年カタール大会などでも、試合後のロッカールームが美しく清掃され、折り鶴やメッセージが残されていたことが話題になった。

そのことに関して、海外メディアから質問が飛んだ。森保監督は「これは本当に日本の世界に誇れる文化かなと思う。多くの国民の皆さんが、帰るときは来たときよりも美しくという言葉を知っていると思う。我々チームもロッカーを掃除して帰る。サポーターはスタジアムでゴミを拾って帰るのは、日本の文化かなと思う」と思いを明かした。

過去には、世界の指導者や選手から、それは「違うだろ」と言われたこともあった。ごみ拾いをすると、ごみを拾う人の仕事をなくすことになる、と指摘された。選手たちもボールや道具を自ら片付けるため、ブラジル人の用具係から「おれの仕事をなくさないでくれ」と言われたこともあった。それでも「仕事はなくならない。みんなで協力することを、日本人はやる民族」と誇った。

今大会も、ベースキャンプ地のナッシュビルでの練習後に、指導者や当地の施設管理者なども含めて、芝がついたボールを片付ける姿があったという。「日本人メンタリティーで片付けをしてくれた」とチームの様子を明かしていた。