サッカー日本代表(FIFAランキング18位)がワールドカップ(W杯)北中米大会1次リーグ第2戦でチュニジア代表(同45位)と対戦し、4-0で勝利した。

チュニジア代表を率いるフランス人のエルベ・ルナール監督(57)にとっては就任初陣となったが、母国メディアは厳しい論調で敗戦を報じた。

フランスのスポーツ紙レキップ電子版は「ルナール監督の初指揮となった日本戦で大敗を喫したチュニジアは、ワールドカップから敗退した」と速報。試合内容についても「日本が現在アジア最強の代表チームと見なされているのには理由がある。組織力があり、規律正しく、忍耐強い『サムライブルー』は、開始4分という早い段階でチュニジアの守備陣に最初の切り込みを入れた」と、日本の完成度の高さを評価した。

また、スウェーデン戦の1-5に続く大敗となったチュニジアについては、「新しいベンチの前で飛び跳ね、怒鳴り散らし、愚痴をこぼすエルヴェ・ルナールは、この日曜日の朝、彼にとって欠かせない白いシャツをびっしょりと濡らしてしまった。しかし、その努力は無駄に終わった」と描写。16日に就任したばかりの新指揮官でも流れを変えられなかったと伝えた。

RMCスポーツもSNSで「ルナール監督による『奇跡』は起こらなかった」と投稿。「無気力で無力なチュニジア代表は、惨めな形でワールドカップから姿を消した」と酷評した。さらにFrance24は「ルナール監督の就任も状況を変えることはできなかった」と指摘。「スウェーデン戦での屈辱的な敗北に続き、日本戦でも4-0の大敗を喫し、早期敗退が決まった」と報じた。

チュニジア側の苦境を伝える一方で、各メディアは日本の組織力や試合運びの巧みさにも言及。森保ジャパンの快勝は、欧州メディアにも強い印象を残したようだ。(松本愛香通信員)

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