サッカーFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会1次リーグでA組3位の韓国(勝ち点3)が、決勝トーナメント(T)進出を逃した。
3位突破の比較対象となっていたL組でクロアチアが2-1でガーナに勝利。さらにK組でコンゴがウズベキスタンに3-1の逆転勝利で勝ち点を4に伸ばし、決勝T進出を決めたため、2大会ぶりの1次リーグ敗退となった。最終的には3位チーム中10番手に後退。8番手のセネガルまでが、32チームによる決勝トーナメントに進んだ。
韓国サッカー協会は28日に「代表チームは30日午前、仁川(インチョン)国際空港から帰国する」と発表。さらに「別途帰国式は行わない」と伝えた。
これについて、同国メディア「Xportsnews」は「2014年の『アメ投げつけ事件』を恐れたか→洪明甫(ホン・ミョンボ)号、30日に特別行事なしで『分散帰国』」と報じた。
同メディアによれば「2002年日韓W杯大会以降、海外で開催された大会において、代表チームが空港での行事なしに帰国するのは今回が初めて」という。異例事態となった背景として、同じく洪監督指揮で1次リーグ敗退となった14年W杯を回顧した。
「当時はちょっとした騒動もあった。帰国の現場で一部のサッカーファンが洪監督をはじめとする選手団に向けて、韓国伝統のアメの『ヨッ』を投げつけるという、韓国サッカー史に長く語り継がれる場面が生まれた」
12年前に起きた「アメ投げつけ事件」を掘り返した上で、再び勃発することを恐れたのではないかと推し量った。
一方で韓国の国内には、帰国行事を開催すべきという意見もあるという。「『敗残兵が声を立てて戻ってくる必要があるのか』という論理もあるが、逆に『3試合はもちろん、32強(決勝トーナメント)進出を胸を焦がして待った国民とサッカーファンにあいさつを1度もしないのか』という反論も存在する」と空気感を伝えた。


